どうもこんにちは!産後半年で12キロ痩せたやまこです。
今日はダイエットのために痩身エステに100万円注ぎ込んで失敗したお話②をお届けします!
この記事はこんな人におすすめです!
- ダイエットのために痩身エステに行こうか迷っている
- 痩身エステを現在利用しているがどことなく不安
- 産後ダイエットを痩身エステで解決できると思っている
タイトルにも書きましたが、痩身エステは絶対行かないでほしい!と思っています。
お断りしておきますが、痩身エステが悪徳商法だ!という話ではありません。以前、ジム通いの件でお伝えした時と似ていますが、ダイエットを成功させ、なおかつ永久キープさせたいなら、痩身エステ利用は向かないというお話になります。
この記事を読む前に、こちらからどうぞ↓
【絶対行かないで】痩身エステに100万かけて無事ダイエット失敗したよ(①前編)目次
地獄のエステ通い、その全貌
施術の流れと課金の仕組み
エステってどんなことするの?
どこにお金がかかるの?
当時を振り返りつつ、紹介したいと思います。
長くて細かいので、興味ない人は次へ!
- 体重測定【どのくらい痩せたかを確かめるため】
- 更衣室で紙ブラ&紙ショーツに着替えたら、体重、体脂肪測定。
- たまに、太ももやお腹の採寸を行うことも。
- 体操【代謝を上げ、より施術の効果を高めるため】
- その場でできる軽い体操をする。
- 運動後に化粧水のようなものを肌に塗り込み、施術中に使うオイルなどが肌に浸透しやすいようにする。
- ↑この化粧水も買わされたりする!
- サウナ【汗を出しやすくする&代謝を上げるため】
- 人が1人座れるくらいの小さなサウナ小部屋に入り20〜30分ほど耐える。
- サウナ+足湯にすることもあり、これが息苦しくつらい。
- ↑この足湯に入れる薬剤も課金される!
- めちゃくちゃ汗が出る。
- マシン【運動したのと同じ効果を得るため】
- マシンの種類はいくつかあるが、基本はベッドの上に横になり、ドーム型の機械に体を入れる。あとは勝手にマシンが動いて運動させてくれるので、動かなくていい。
- 動かなくていいからラクかと思いきや、機械に体を突っ込む際にラップでぐるぐる巻きにされたり、体の下にあったかマットを敷いたりするので、機械が動いてる30分間程度はめちゃくちゃ息苦しくつらい。
- 低周波装置をつけて、体ビリビリさせながらラップぐるぐる巻き、みたいなのもあった。
- ↑マシンの種類や使用時間によって、どんどんチケットを消化していく。
- めちゃくちゃ汗が出る。汗が白濁りする。
- マッサージ【痩せたいところに直接アプローチするため】
- これはご褒美的な施術。ベッドに横になって、エステティシャンがマッサージしてくれる。
- 滞っている部分にゴリゴリマッサージするので、痛いこともしばしば。
- 機械を使ってのマッサージもある。
- ↑マッサージの種類や使用時間によって、どんどんチケットを消化していく。
- めちゃくちゃ汗が出る。汗が白濁りする。
- クールダウン&体重測定【ちょっと休む&どのくらい痩せたか確かめるため】
- 死ぬほど汗を流したら、最後にベッドに横になってクールダウン。
- ベッドにローラーのような機械が入っていて、全身をゴロゴロされる。気持ちいい。
- 体重測定をして、痩せているとテンション爆上がり!
これだけのことをして体重が少しでも減らない方がおかしいよね笑
待ち時間はダイエット大会の映像
前回紹介したように、雑居ビルに入っているエステだったので、あまり広い施設ではなく、待たされることもしばしばでした。
その間は、狭い2人掛けソファで待つことしかやることがないのですが、その間、ソファの目の前のモニターで「ダイエット大会」の映像を見させられます。
なんだこれ?
年に1度のダイエット大会?
映像には、大きなホールで、きらびやかなドレスに身を包んだ女性たちがズラッと並び、みんな笑顔で手を振っています。このエステサロンで大変身した方々を全国の店舗から集めて、誰が1番綺麗に痩せたか競う大会が年に1度あるそうです。なんというか、すごい世界だよね、エステって。
これを待ち時間の度に見せられると
拷問かな?
と思うようになりました。どこのエステもこんな感じなんでしょうか?
ちなみに、このダイエット大会は、エステに通っている生徒さんであれば誰でも参加権があるそうですが、おそらくビューティーコロシアムレベルで変身しないと本選には残れなさそうです。
食事管理はあるものの重要視されていない
ところで、ダイエットに重要なのは、適度な運動と食事管理という点はエステでも同様の考え方をしていましたが、今現在、
何も覚えていない!
というレベルで、食事指導があった記憶がありません。あったんでしょうけど、施術の方がすごくて、そのほかの記憶が消えているようです。
食事に関してエステティシャンからチェックもなかったので、重要視されていない印象でした。
地獄のエステ通いを続けて起こったこと
とにかく買わされる
先程、施術の流れでも紹介しましたが、エステではちょこちょこ物を買わされます。うまくできてるな〜と感じたのは、それがないと施術を受けられないという仕組みになっているところです。
やまこ様!
今日足湯やるのに、薬剤入れますよね?
入れた方が効果あがりますもんね?
そ、そうですね!
入れましょう!(いくらだっけ)
みたいな感じで、多種多様の施術グッズを買わされます。薬剤と言っても限りなくバブみたいなやつでしたが。
その他にも、
実は!自宅でも、サロン並の施術が可能なんです!
この機械を買えば!!
なんて言われて、10万円くらいする自宅用低周波装置を購入したこともありました。
エステ通いしている時点ですでに過密スケジュール状態なので、自宅で低周波装置つける時間なんてほぼなかったです。
自分が馬鹿すぎてツライ
買わされたものまとめ
こんな感じで、エステで買わされたものをザックリまとめるとこんな感じ↓
- 施術時に使用する化粧水、薬剤(@3000円〜15000円程度)
- 自宅ケア用の機械(@50000円〜150000円程度)
- 施術を受けるための回数券(@60000円〜200000円程度)
商品もピンキリなのでこの限りではありません。ちなみに、買わされた買わされた!と騒ぎ散らしていますが、実際のところそんなことはなく、しっかりと私の意思で
買っちゃいました!
そのお金で投資しんた、、、以下略。
無知って本当に怖いですね。若い人たちよ、どうか世の中にあるお商売には気をつけていただきたい!と心から思います。
エステの反動
施術内容でもお伝えした通り、エステでは能動的に動いてなくても、ありとあらゆる機械に肉という肉を動かされるので、1回通うだけでヘトヘトになります。
ヘトヘトの代償はけっこう大きくて、生活の色々な部分に支障をきたしました。
- エステ後はヘトヘトになってしまい、食事を作る気力がなくなってしまう
- 食事管理が甘くなる
- ドカ食いを引き起こす
- 通うための時間を捻出するため、仕事にしわ寄せが行く
ジム通いの時とほとんど同じような事象が、エステ通いでも起きました。ただ、ジムと異なるのは、エステの方がかなり費用が高いということです。
だんだん通えなくなっていく
高額チケットを複数購入していくことにより、段々と支払いも増えていきます。しかし、それ以上に大変だったのが時間の捻出でした。
社会人として働いている中で、仕事終わりに移動時間含めて2〜3時間確保する、というのは
あれ?私もう1個仕事してる?
というくらい大変でした。
また、社会人2年目、3年目と成長していくに連れ仕事量も増えていくので、残業も多くなり、エステのために無理矢理早上がりしている場合ではなくなりました。
これじゃチケット消化自体厳しい、、、
エステに通っているはずなのに、忙しすぎて、逆に太っていってるよ〜涙
あんなに高額なチケットを買ってエステに通っているのに、通ったり通わなかったりしているだけで効果が落ち、体重はまったく落ちなくなりました。
もうこんなこと続けてちゃダメだ!
このチケット消化が終わったらエステ通いを卒業しよう!
そう思い、やっとエステ通いに終止符を打つことができました。
エステ通いをやめてみて
残ったのはローン
エステのチケットは一括購入できないくらい高額なものが多く、商品にもよりますが、ローンを組んで支払うことになります。エステティシャンたちは、顧客を小部屋に誘い、
やまこ様!
いくらなら頑張れそうです?
え、え、え〜と
月3〜4万円?
わかりました!
その範囲で組めるもの探しましょう!
こんな感じで、いくらだったら顧客がローンを組めるのか、ギリギリのラインを攻めてきます。そして複数の商品を購入→ローン組み込みを駆使し、私の希望の支払い金額になるようにうまく調整していきます。
月3〜4万円でこんなにたくさん通えるの?
すごい!!
アホの極みとしか言えないのですが、本当にあの頃は何も知らなかったんですね。
ローンによって鬼高い手数料が元の商品にプラスされ、支払いトータル金額は跳ね上がります。月々の支払いは下がったとしても、数年かけて支払う形になっており、その恐ろしさを当時の私は理解していませんでした。
エステ退会したのに、ローンは残ってる、、、
もう怖くて怖くてトータル金額を計算することができない、、、
まあでも5キロ痩せられたしいいか!(よくない)
わずか3ヶ月でリバウンド
エステから足を洗ったのは良かったのですが、綺麗に痩せられたのはエスティシャンと最新マシンのお陰だったことをすっかり忘れていました。
あれ??
ダイエットってどうやるんだっけ??
そうです、魚を欲しがっている人には、魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えるのが正しいのです。
正しい痩せ方も知らず、外的要因によって無理やり痩せても、自分の中に痩せる習慣は全く身についておらず、エステ卒業後わずか3ヶ月であっという間に5キロのリバウンドをしてしまいました。
1年と100万円をドブに捨てました
結局、
- ゴリゴリ施術を受けたのは、半年程度
- 半年で5キロ痩せられた
- その後半年は、行ったり行かなかったり
- ローン総額は100万円程度
- エステ卒業後3ヶ月で5キロリバウンド
という結末を迎えました。
若い時期の1年、それはとても貴重な1年間だったと思いますが、当時の私は深く考えることもなく、お金と時間を無駄にしてしまいました。
本気でダイエットしたいなら、エステに行ってる場合じゃないよ!
産後半年で12キロ痩せたときは、1冊の本(1320円)と月300円のアプリを購入しただけでした。新入社員のときはこんなに時間とお金を無駄にしたのに、産後の自分はほとんどお金を使わず時間も有効活用し、ダイエットを成功させています。そこにある大きな違いは「ダイエットを人に頼らない」というマインドでした。
ダイエットに25年間失敗し続けていた私が、半年で12kg痩せた方法を公開するよ!エステの謎
ね?エステって怖いでしょ?
と、いうより、私の浅はかさがよくわかる内容だったかと思いますが、もし安易な気持ちでエステを利用しようとしている人がいたら、ちょっと考え直してほしいです。最後に、個人的にエステに関して謎だったことを紹介して終わりたいと思います。
雑居ビルの謎
前編にも書きましたが、電車広告をバンバン出しているような大手エステティック企業が、なぜ小汚い雑居ビルに店舗を構えているのでしょう?
家賃が安いからでしょうな
あくまで予測でしかないですが、エステ側も経費削減している?せざるを得ない?のでしょうね。
エステティシャンの謎
不健康そうな人がちらほらいる
1店舗を1年間しか見ていない私の個人的な見解ですが、少し太めだったり、目の下のクマが濃かったり、不健康そうだなと思う方が少なからずいて驚きました。
お客さんを痩せさせるのに忙しくて、自分自身に気を遣っている暇がないんだろうな
と思うことにしましたが、なんだか切ないというかシュールというか、なんとも言えない感じでした。
エステティシャン同士があまり仲良くない
これも驚いたのですが、エステティシャン同士が仲良くなく、施術時にめちゃくちゃ雰囲気が悪くなることがしばしばありました。
まあどこの組織の中でも相性ってあるし、仲良くない人たちもいるわな。
と思って流していましたが、その雰囲気をお客さんに見せてしまうのはプロとしてどうかと、、、。なんでもいいから、彼女たちが幸せならいいなと思いました。
お腹の大きいエステティシャン
これは衝撃だったのですが、お腹の大きいエステティシャンの方(たぶん妊娠7〜8ヶ月くらい?)が、ムワ〜ンな施術室で、お客さんをマッサージしているという場面に遭遇しました。
心配で心配で、その当時子どもがいなかった私でも、その光景はとても不安なものがありました。何度かそのエステティシャンの方に声を掛け、無理しないでほしいと伝えましたが、
大丈夫ですよ〜!
母子ともに健康ですし!産休までは頑張ります!!
とのことでした。働くのは応援したいけど、こんなサウナみたいなところで、なおかつものすごい力仕事なのは、マジで母子共に心配よ、、、。
現在はわかりませんが、少しでもエステティシャンの労働環境がよくなっていればいいな〜
と心から思います。
払ったお金はどこへ行く?
私がローン組んでまでお金を支払ってきたけど、このエステティシャンたちにそのお金は回っているんだろうか?
施術中、そんなことをよく考えていました。エステ業界の営業費用はこんな感じ?↓
- 電車や雑誌などへの広告宣伝費
- 待ち時間に見ていた「ダイエット大会」の開催費
- 店舗の賃料、水道光熱費
- エステティシャンの人件費
- ダイエットマシンの研究開発費?
こんなところでしょうか、、、(予測ね)
こんだけ派手に広告ぶちあげてたら、半分以上が広告宣伝費に溶けていきそうだよな〜。
ん??待てよ??
ということは、サービスの質って、、、
真相はわかりませんが、自分が払ったお金がどのように使われるのか、原価構造をよくよく考えることは大切です。
自分の大切なお金、浪費しないように気をつけようね(まじで)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
自分で自分にドン引きです。
大事なことなので2回言いました。
自分の愚かさと向き合うのがつらくてなかなか記事をまとめられないでいましたが、今後安易にエステに近づく人が出ないように、という祈りも込めて書きました!
重ねて言っておくと、エステに罪はありません!うまく使えば効率的に痩せられます。
でも、エステを利用してお金と時間を使わずとも、自分の力で痩せられます。
誰かに頼りたくなる弱い心は捨て、自分自身と向き合うことがその第一歩です!今現在エステを利用していて、今後辞めようか悩んでいるという人も、
エステなんてやめちゃえよ!
と背中を押してあげたいです!迷っている人がいたら個別に背中を押してあげるからおばちゃんに連絡してほしい!
このブログが、少しでも誰かの役に立てば嬉しいです。